
レポート:商用ドローンサービスは2025年までに数十億ドルの収益を生み出す可能性がある
レポート:商用ドローンサービスは2025年までに数十億ドルの収益を生み出す可能性がある

今後10年間で商用ドローンの収益は増加すると予測されています。(Tracticaチャート)
チェルシー・バラルテ著
市場調査会社Tracticaの新しいレポートによると、商用ドローンとそのサービスは、次の10年間で数十億ドル規模の産業になると見込まれている。レポートによると、2017年のドローンの収益は7億9,200万ドルに達する見込みで、そのほとんどはハードウェアの販売によるものだ。Tracticaは、2025年までには市場が126億ドルに成長し、収益の3分の2はハードウェアではなくドローンベースのサービスから得られると予測している。「多くの主要産業が、ドローンの商用利用に強力な価値提案を見出している」とTracticaの調査アナリスト、マノジ・サヒ氏は語る。同氏は、ドローン対応サービスを活用できる産業のほんの一部として、メディア、不動産、災害救助などを挙げた。レポートでは、技術の進歩、規模の経済、クラウドベースのアプリケーション、市場を破壊しようとする動きが、今後数年間の商用ドローンの成功に寄与すると述べている。
