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レッドフィンが反対を表明した後、トゥルーリアは住宅物件リストから近隣の犯罪データを削除する予定

レッドフィンが反対を表明した後、トゥルーリアは住宅物件リストから近隣の犯罪データを削除する予定

トッド・ビショップ

ビッグストックフォト

シアトルに拠点を置くジロー・グループの不動産ブランドの一つであるトゥルーリアは、偏見や不正確さの可能性があるとして、来年初めに住宅物件情報における近隣の犯罪データの使用を段階的に廃止すると発表した。

この発表は、シアトルを拠点とするRedfinが、Redfin.comに犯罪情報を追加することを検討したが、断念したと述べた先週の投稿に続くものである。

「米国におけるレッドライニングと人種差別的な住宅協定の長い歴史を考えると、この不正確さが人種的偏見を助長するリスクは非常に大きい」と、レッドフィンの最高成長責任者であるクリスチャン・タウブマン氏は12月13日の投稿で述べた。「レッドフィン、そしてすべての不動産サイトは、地域の犯罪データを表示すべきではないと考えています。」

Truliaの不動産物件一覧から「犯罪」タブは、新しいポリシーに基づき来年初めから削除される。

Realtor.comも先週、この慣行を中止すると発表した。

不動産ニュースサイト「インマン」が火曜日に最初にトゥルーリアの決定を報じた。

Truliaの広報担当者はGeekWireに対し、次のような声明を出した。

Truliaは、消費者が不動産に関する十分な情報に基づいた意思決定を行えるよう、ツール、サービス、情報を提供することに尽力しています。この目標達成のため、公開データの表示を継続的に見直し、正確性、公平性、透明性を確保しています。公共安全データは地域によって定義や測定方法が異なり、不動産業界におけるバイアスが根強く残る可能性があり、ベンダーから正確な犯罪データを提供することが困難になる場合があります。そのため、Truliaは2022年初頭をもって、サイト上で犯罪データの表示を停止します。今後も、消費者の住宅購入プロセスの出発点となるツールの開発と情報の公開に努めてまいります。

Zillow.comは犯罪データを表示していません。Zillowグループは2015年にサンフランシスコに拠点を置くTruliaを25億ドルで買収しました。