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マイクロソフトとアマゾンのベテランが、文書内のパターンを発見することを目指す新しいスタートアップ企業Textioを設立

マイクロソフトとアマゾンのベテランが、文書内のパターンを発見することを目指す新しいスタートアップ企業Textioを設立

ジョン・クック

スナイダーかつてアマゾンとマイクロソフトのBing部門で働いていた言語学の専門家、キアラン・スナイダー氏と、Windows 8のユーザーエクスペリエンスチームを運営するなどマイクロソフトで16年間を過ごしたジェンセン・ハリス氏が、Textioという新しいデータ視覚化スタートアップ企業を設立した。

シアトル発のこの企業のキャッチフレーズは「ビジネステキストを洞察力に変える」。このスタートアップの登場はRe/codeによって最初に報じられ、同誌はTextioツールが企業が職務記述書、業績評価、その他の人事文書を精査し、意図しない差別を発見するために活用できる可能性があると指摘した。

実際、Textio は、スナイダー氏がテクノロジー業界の業績評価における性別による偏見について調査を行った後に設立されました。

同社は10月2日にワシントン州に設立書類を提出し、スナイダー氏とハリス氏を役員として記載した。

テキスト11同社のウェブサイトによれば、ペンシルバニア大学で言語学と認知科学の博士号を取得したスナイダー氏がCEOを務め、ジェンセン氏がCTOを務める。

スナイダー氏はブログ記事でこう書いている。

Textioは、企業が最も重要なビジネス文書を実用的なインサイトに変換したいというニーズから生まれました。これは、業績評価だけに限りません。製品仕様、マーケティング資料、プレゼンテーション、メール、ヘルプドキュメントなど、ほとんどのビジネス活動においてテキストは不可欠です。

Textioは、膨大な量の非構造化テキストを、ビジネスの改善に必要なデータに変換します。文書のテキスト特性を大規模に分析することで、テキストがビジネス目標の達成にどのように役立ち、また、どのような点で阻害要因となっているかを企業が理解できるよう支援します。

Textioは、「テキスト分析」を用いて、顧客サポートの会話が成果を上げているかどうか、マーケティングコピーが新規顧客獲得につながっているかどうかといったトピックを掘り下げ、ビジネス上の新たな疑問に答えようとしていると述べた。製品のリリースは来春を予定している。