
コーディング道場は、困窮しているITTテクニカルインスティテュートの学生に奨学金を提供しています
モニカ・ニッケルズバーグ著

ITT教育サービスが昨日発表したプレスリリースによると、米国教育省からの圧力と監視によりITT技術研究所の全130キャンパスが閉鎖され、「数十万人の現在の学生と卒業生」に影響が出るという。

ワシントン州ベルビューに拠点を置くソフトウェア開発者向けブートキャンプ「Coding Dojo」が、この状況を救おうとしている。シアトル、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、シリコンバレー、ワシントンD.C.にキャンパスを持つこのコーディングアカデミーは、ITTの卒業生に最大4,000ドルの奨学金を提供している。
この奨学金は、今年の10月から12月にかけてCoding Dojoの各キャンパスで開講される授業にご利用いただけます。この発表は、Coding Dojoがベルビュー大学と提携し、共同ソフトウェア講座を開講してからわずか数週間後に行われました。
「ITTの130キャンパスで、多大な時間とお金を費やしてくださった学生の皆さんに心からお見舞い申し上げます」と、Coding DojoのCEO、リチャード・ワン氏はプレスリリースで述べています。「Coding Dojoでは、コーディングを学ぶことが人生を変える鍵だと信じており、ITTの学生の皆さんがそうできるよう支援できることを楽しみにしています。」
ITT教育サービスは、教育省が連邦政府の財政援助を利用した新入生の入学を禁止して以来、苦境に立たされています。同校は詐欺疑惑を強く否定しており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、不正行為の証拠がないままITTが不当な死刑判決を受けたと報じています。
興味深いことに、ITTに対する批判の多くは、営利教育機関であるという立場に関連しています。ITTに取り残された学生を受け入れたいと考えているCoding Dojoも、同様の立場を維持しています。