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Google Cloud Platform、10万ドルのクレジットでスタートアップ企業を誘致

Google Cloud Platform、10万ドルのクレジットでスタートアップ企業を誘致

ブレア・ハンリー・フランク

Google は本日、有望なスタートアップ企業の間で市場シェアを獲得する試みとして、新しい Cloud Platform for Startups プログラムを発表した。このプログラムでは、条件を満たしたスタートアップ企業に、同社のクラウド プラットフォームを使用してサービスやアプリケーションを構築するために 1 年間使用できる 10 万ドル分の Google Cloud Platform クレジットが提供される。

企業はGoogleのエンジニアと一対一でオフィスアワーを設け、技術アーキテクチャについて話し合うこともできます。このプログラムは、承認されたインキュベーター、アクセラレーター、またはVCファンドに所属し、過去にGoogleから融資を受けておらず、資金調達額が500万ドル未満、年間売上高が50万ドル未満の企業のみが対象です。

これは、起業家やスタートアップ企業に、同社のクラウド サービス プラットフォームである Microsoft Azure のクレジットを含む新しいソフトウェアやサービスを無料または大幅な割引価格で提供する Microsoft の BizSpark プログラムに似ています。

この動きは、Amazon Web Servicesのような競合するクラウドサービスプロバイダーからスタートアップ企業を引き抜こうとする明確な試みです。Googleの技術インフラ担当シニアバイスプレジデントであるウルス・ヘーズレ氏は、ますます多くの企業が何らかの形でGoogleのサーバーに事業を移行するにつれて、同社のパブリッククラウド事業は将来的に広告事業を上回ると確信していると述べています。もちろん、そのためにはGoogleは顧客を獲得する必要があります。

Amazonは、スタートアップ企業が事業を立ち上げる際に頼りにする企業となるよう、懸命に努力してきました。Netflix、Expedia、AirBnBといった大企業が依然として事業の一部をAWSで運営していることを考えると、その努力は功を奏していると言えるでしょう。

Google の新しいプログラムについて詳しく知りたいスタートアップ企業は、ここで情報を見つけることができます。