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マイクロソフトはPower BIデータ視覚化の推進を継続し、ジャーナリスト向けの新プログラムを展開

マイクロソフトはPower BIデータ視覚化の推進を継続し、ジャーナリスト向けの新プログラムを展開

テイラー・ソパー

PowerBIデスクトップマイクロソフトは Power BI プラットフォームへの投資を継続しており、本日、このテクノロジー大手はジャーナリスト専用の新しいパイロット プログラムをリリースしました。

パワービ11マイクロソフトはデータジャーナリズムプログラムを発表しました。このプログラムでは、まず「効果的なデータストーリーテリングのための視覚化手法」に関する5つのビデオコースと、Power BIのデモが提供されます。コースには、視覚化入門、データ探索の概要、真実に忠実な視覚化の詳細、適切なグラフィックを選択するためのヒント、デザインとナラティブに関する洞察などが含まれています。

マイクロソフトは本日、データジャーナリズムの歴史と現状、そして同社のデータへのアプローチを深く掘り下げた長編記事も公開しました。記事では、ビデオコースの制作に携わった著名なビジュアルジャーナリスト、アルベルト・カイロ氏に焦点を当てています。

ジャーナリストへの注力は、データの視覚化、整理、分析を支援するPower BIの活用をより多くの人々に促すための、マイクロソフトのもう一つの戦略です。マイクロソフトは、複雑なデータセットを簡素化するビジネスインテリジェンスツールを開発する多くの企業の一つです。競合企業には、同じくシアトルに拠点を置くTableauがあり、同社は最近ソフトウェアプラットフォームの新バージョンをリリースし、ジャーナリストによる自社技術の利用を強くアピールしています。IBM、Salesforce、Oracleなども競合企業です。

Microsoftは2015年7月にPower BIの刷新版をリリースしました。同社は以前、Excelブックの共有用にPower BI製品を提供していました。そして今夏、Azure向けのPower BI Embeddedサービスをリリースしました。Power BIは無料でご利用いただけますが、Microsoftはユーザーあたり月額9.99ドルのプロ版も販売しています。

ユーザーがデータの意味を理解するのを支援するソフトウェアの開発は、SQL Serverプラットフォームも販売するMicrosoftにとって明らかに優先事項です。今年初め、MicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏は、「データは新たな電力である」と述べました。