
報道によると、Appleはストリーミング音楽サービスに加え、オリジナルのテレビ番組や映画を制作したいと考えているという。
報道によると、Appleはストリーミング音楽サービスに加え、オリジナルのテレビ番組や映画を制作したいと考えているという。

おそらく、Apple Music のインターフェースには、最終的にはオリジナルのテレビ番組や映画が選べるようになるでしょう。(Apple Photo)
カート・シュロッサー著

Apple TVはハードウェアだが、このテクノロジー大手にとって新たな考え方となる可能性がある。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が木曜日に報じたところによると、アップルはiPhoneとiPadの売上低迷を補うためハリウッドに目を向け、オリジナルのテレビ番組や映画で「重要な新規事業」を計画しているという。
WSJによると、計画に詳しい関係者によると、オリジナルコンテンツは、同社の月額10ドルのストリーミングサービス「Apple Music」の既存会員にも提供されるという。Apple MusicはSpotifyに追いつくのに苦戦しており、HBOの「ウエストワールド」やNetflixの「ストレンジャー・シングス」のようなプレミアム番組がAppleを差別化し、ユーザーを引きつけることを期待している。
報道によると、AppleはAmazon、Netflix、プレミアムケーブルネットワークが毎年投じているような高額な資金を、批評家から高く評価されているコンテンツに投じる準備ができていないようだ。しかし、同社はハリウッドのベテランクリエイターと連絡を取り合っており、年末までに脚本付きのオリジナルコンテンツを提供できるようになることを期待していると報じられている。
アップルミュージックは2015年夏にサービスを開始し、ウォール・ストリート・ジャーナルは、同サービスの収益が9月24日までの四半期に22%増加したと報じている。しかし、その加入者数は約2000万人で、スポティファイの半分に過ぎない。