
調査:技術セキュリティ専門家はクラウドの安全性に自信を深めている
調査:技術セキュリティ専門家はクラウドの安全性に自信を深めている

シャッターストック
ダン・リッチマン著

カリフォルニア州キャンベルに拠点を置くデータ保護会社ビットグラスが実施した新たな調査によると、2,200人のサイバーセキュリティ専門家のうち半数以上(52%)が、クラウドアプリケーションは社内サーバーで稼働しているアプリケーションと同等かそれ以上のセキュリティがあると考えていると回答した。ビットグラスは「専用クラウドセキュリティの台頭」と題した調査結果を発表し、1年前にはそう考える人はわずか40%だったと述べている。
それでも、インターネットに接続されたデバイスからアプリにアクセスできるようにすると、データ損失や不正アクセスのリスクが生じることをBitglassは認めている。調査対象者の約53%が不正アクセスを最大のセキュリティ脅威として挙げ、次いでデータ漏洩(49%)、データプライバシー(46%)、アカウント乗っ取り(44%)、安全でないAPI(39%)が続いた。約60%が、従来のセキュリティソフトウェアではクラウドデータを保護できないのではないかと懸念している。
調査によると、Googleは企業内市場においてMicrosoftにシェアを奪われ続けており、回答者の61%がOffice 365を導入済みまたは導入予定と回答しており、これは昨年の45%から増加している。一方、Google Appsを導入済みまたは導入予定と回答した割合は、29%から26%に減少した。