
リンクトインの創業者、ドナルド・トランプ氏が大統領になったら「恐ろしい」と語る
テイラー・ソパー著

サンフランシスコ —ドナルド・トランプがアメリカを率いるという考えは リード・ホフマンを怖がらせる。
リンクトインの共同創業者は火曜日、サンフランシスコで開催されたテッククランチ・ディスラプトで講演した。その前日には、トランプ氏が10月19日の大統領選最終討論会までに納税申告書を公開すれば退役軍人に最大500万ドルを提供するという内容の投稿をMediumに投稿し、話題を呼んだ。

トランプ大統領が納税申告書を公開した場合、集まった資金を非営利団体に寄付するという、退役軍人によって開始されたクラウドパックキャンペーンを支持することを決めた理由を問われたホフマン氏は火曜日、民主主義に関わる者は、重要な公職に立候補する候補者の気持ちを理解するべきだと述べた。寄付を申し出ることは、そのメッセージを送る良い方法だと彼は述べた。
「ドナルド・トランプ氏が自ら主張するほどアメリカを偉大な国にすることに関心があるなら、退役軍人のことももっと気にかけるべきだ」とホフマン氏は述べた。「(これは)彼にとって正しい行動をとるための非常に良い動機となる」
トランプ大統領就任の可能性について不安があるかと問われると、ホフマン氏は「今は現実を否定している」と答えた。彼は、ヒラリー・クリントン氏の長年の政治経験をトランプ氏と比較した。
「私の知る限り、実質的に何の公務も果たしていない、そして明らかに自分自身のこと以上に人生を捧げてこなかった候補者に対するこのことは、米国の外交関係にとって、そして実際に良い統治にとって何を意味するかを考えると恐ろしいことだ」と彼は説明した。
6月にリンクトインをマイクロソフトに260億ドルで売却することに合意したホフマン氏は、「現実を否定する気持ちから抜け出せたら、恐怖で目が覚めるというのが実際のところ正確な表現になると思う」と付け加えた。
ホフマン氏の長年のLinkedIn同僚であり、グレイロック・パートナーズのベンチャーキャピタルパートナーでもあるジョシュ・エルマン氏もステージに上がり、選挙について簡単に語った。
「我々は、自分たちが関わるすべての企業を経営する上で、このような安定した手腕を求めている。だから、国家全体、政策、関係を左右する大統領職に就きながら、ほとんどすべての行動において考えを変えたり、二枚舌を使ったりするような人物がいると考えると、これ以上恐ろしいことはない」とエルマン氏は語った。