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ブラックフライデーの米国オンライン売上高は24%増の62億ドル、スマートフォンでの購入額は過去最高の20億ドル

ブラックフライデーの米国オンライン売上高は24%増の62億ドル、スマートフォンでの購入額は過去最高の20億ドル

トッド・ビショップ

Adobeグラフィック

Adobe Analyticsが今朝発表した業界統計によると、米国におけるブラックフライデーのオンライン売上高は23.6%増の62億2000万ドルに達した。Adobeによると、この数字は2017年のサイバーマンデーの66億ドルに次ぐ規模だった。

数字からわかる重要なポイント:

  • 今年のブラックフライデーの買い物のうち20億ドル以上がスマートフォン経由で行われ、オンライン売上高の34%を占め、昨年の29%から増加した。
  • オンラインで商品を購入し、店舗で受け取る「クリック&コレクト」サービスの利用が急増しました。木曜日から金曜日にかけて、このサービス経由の注文数は73%増加しました。
  • 平均注文額は2017年のブラックフライデーから8.5%増加し、146ドルに達した。アドビ社によると、これはオンラインショッピングの利用者が高額商品の購入に抵抗がなくなったことが一因だという。
  • 11月1日から11月24日までの期間における米国のオンライン支出総額は442億ドルで、今年に入ってから19パーセント増加した。

この全体的な傾向はAmazonにとってプラスの影響を与えるが、同時に、米国消費者のオンラインショッピング需要に対応しようとする従来型小売業者の取り組みの強化も反映している。これらのデータは、全米上位100社のオンライン小売業者のうち80社の取引状況を分析するAdobe Analyticsサービスから得られたものだ。