
GitHubは、無料ユーザーがコードを非公開にできる新しい製品層を導入しました。
トム・クレイジット著

GitHub は、コード リポジトリ サービスの無料ユーザーがプライベート プロジェクトを維持できるようにすることで新年のスタートを切ります。これにより、新しい親会社を警戒している小規模開発者が GitHub に留まることが促進されるはずです。
GitHubはこれまで、開発者がコードの保存と管理に利用できる無料プランを提供してきましたが、コードを非公開にしたい場合は月額7ドルの支払いが必要でした。今後は、最大3人の共同作業者とプロジェクトに取り組むユーザーが、GitHub Freeで無制限のプライベートコードリポジトリを維持できるようになると、同社は月曜日に発表する予定です。
「開発者のキャリアのどの段階であっても、私たちの製品が開発者の歩みを反映するものであってほしいと強く願っています」と、GitHubのプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、キャシー・シンプソン氏は、今回の変更点について説明しました。独学で開発者になったシンプソン氏は、コードを公開するかどうかを決める前に、学習段階でプライベートにコードを実験できたらよかったと語っています。
昨年、広く利用されているコード管理サイトGitHubをMicrosoftが75億ドルで買収したことを受け、多くのインディーソフトウェア開発者がGitHubの将来を懸念していました。Microsoftは、1990年代から2000年代のビジネス慣行を覚えている一定年齢のソフトウェア開発者の間での悪評を払拭するために多大な努力を払ってきましたが、CEOのサティア・ナデラの下でMicrosoftが別会社になったことを理解している開発者でさえ、ソフトウェア開発ワークフローの重要な部分をMicrosoftがどのように管理していくのかを懸念していました。
GitHubはまた、Business CloudとEnterpriseの料金プランを「GitHub Enterprise」という単一のプランに統合する予定です。これは、GitHubを自社インフラ上でホスティングしたり、クラウドサービスとして利用したりしたい大企業を対象としています。この新しいGitHub Enterpriseサービスは、最近増加しているハイブリッドクラウド環境を運用する企業向けに設計されています。
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