
ヘッドセット、マリファナ小売業向けデータインテリジェンスと分析スタートアップに250万ドルを調達
テイラー・ソパー著

大麻の販売を合法化する法律が可決される州が増えるにつれ、新しい小売店が収益を生み出しています。他のビジネスと同様に、人気商品から不人気商品まで、個々の商品の売上を追跡・モニタリングできることは、収益を向上させたいと考える店主にとって大きなメリットとなります。
まさにそこでHeadsetが貢献したいと考えている。シアトルを拠点とするこのスタートアップは、マリファナ小売ビジネス・インテリジェンス・プラットフォームの開発にHypur Ventures、Salveo Capital、Poseidon Asset Managementから250万ドルの資金調達を実施した。
Headsetのソフトウェアは、販売実績データ、プロモーション効果、売れ筋商品などをリアルタイムで表示します。また、市場インテリジェンスに関する洞察も提供します。このプラットフォームは、Nielsen、NPD、IRiと同様の市場調査・分析ツールですが、マリファナ小売業者や薬局向けです。

ヘッドセットの177の顧客は、ワシントン州、オレゴン州、コロラド州、カリフォルニア州の大麻ブランド、小売業者、薬局、投資家、メディア企業、コンサルティング会社、そして一部の海外企業など多岐にわたります。2015年に設立され、10人の従業員を擁する同社は、これまでに330万ドルを調達しています。
サイ・スコット、ブライアン・ワンソリッチ、スコット・ヴィッカーズはHeadsetの創設者です。この3人は以前、人気のマリファナ品種と薬局リソースプラットフォームであるLeaflyの共同創設者でもありました。Leaflyは2011年にシアトルを拠点とするマリファナ投資会社Privateer Holdingsに買収されました。
現在、嗜好用大麻を合法化した州は8州、医療用大麻プログラムを実施している州は29州あります。Arcview Market Researchは最近、北米の合法大麻市場が昨年67億ドルの収益を上げ、違法市場と合わせると530億ドルを超えるという報告書を発表しました。