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Yapta、企業の出張コスト削減を目的とした航空運賃追跡サービスを発表

Yapta、企業の出張コスト削減を目的とした航空運賃追跡サービスを発表

ジョン・クック

企業旅行にお金をかけすぎていませんか?Yaptaは本日、航空運賃が下がった際に企業に通知し、時間と費用を節約する新製品「FareIQ」を発表しました。

これは、Yapta が 6 年前に取り組み始めた消費者向けサービスと似たコンセプトだが、シアトルの同社によれば、新しいサービスは消費者の体験とは 180 度異なるものだという。

「航空運賃に関する深い理解に基づき、あらゆる規模の企業にコスト削減を提供できると確信しています」と、暫定CEOのケン・マイヤー氏は述べています。「初期のパイロットプログラムをご利用のお客様は、通常見逃されがちな航空運賃の節約を実現できるようお手伝いできることを楽しみにしています。」

Yapta社は、新サービスの初期テストにおいて、10万件の旅程サンプルで最大280万ドルの節約が可能になる可能性があると発表しました。この新しいパイロットプログラムは、CorpTrav Management Groupを含む複数のテスト顧客を対象に、本日開始されます。

Yaptaに、FareIQと個人向けサービスの違いについて尋ねました。どちらも同社の中核となる航空運賃追跡技術を活用しているからです。新サービスは、旅行代理店の予約手数料など、法人にのみ適用される様々な手数料を考慮しています。また、24時間体制で航空運賃を追跡しているため、法人運賃には「キューイング」方式を採用しています。

同社によれば、基本的にこのソリューションは、航空会社またはその旅行管理会社によってキューに入れられた乗客名記録にアクセスし、価格分析を実施して、節約の機会がある場合に旅行代理店が対応できるよう乗客名記録に直接書き戻すことができるという。

Yaptaのビジネストラベル市場への進出は期待されていた。昨年、レドモンドに拠点を置く出張・接待経費管理ソフトウェアメーカーのConcurが同社に500万ドルを投資した。同社の他の出資者には、Voyager Capital、First Round Capital、Bay Partnersなどが含まれる。今回の新規株式公開は、共同創業者兼CEOのトム・ロマリー氏が昨年末にYaptaを退社し、シリコンバレーのRearden Commerceに転職したことを受けてのものだ。