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アマゾンのドローン配達プログラムがテキサスで開始される

アマゾンのドローン配達プログラムがテキサスで開始される

テイラー・ソパー

(アマゾンフォト)

アマゾンはドローンをテキサスに導入する。

このテクノロジー大手は金曜日、テキサス州カレッジステーションの顧客が今年後半には商品を注文しドローンで配達してもらうことが可能になると発表した。

ヒューストンの北西約100マイルに位置するカレッジステーションには、テキサスA&M大学があります。Amazonは同大学と同市と提携し、ドローン配送を行っています。

この発表は、アマゾンがカリフォルニア州サクラメント南部のロックフォードでドローン配達プログラムを開始し、ついに米国内でドローン配達を開始するという先月のニュースに続くものだ。

アマゾンは2013年にドローン開発プログラムを発表したが、実際の顧客への配達に関しては自社の予測を下回った。

アマゾンはワシントン州とブリティッシュコロンビア州でドローンの試験運用を行っており、英国、フランス、イスラエル、オーストリアにもドローン開発チームを設立した。2016年には、イングランドのケンブリッジ周辺で試験配送を実施していることを明らかにした。

同社は2020年にFAAの航空会社としての正式認定を取得した。しかし、Amazon Prime Airの実際の顧客への配送までの進捗は遅れている。

ブルームバーグは4月、アマゾンのドローンプログラムは「技術的な課題、高い離職率、安全上の懸念に悩まされている」と報じ、オレゴン州の試験場で数回の墜落事故も発生した。

一方、UPS(CVS薬局チェーンと提携)、Wing(Googleが先駆けとなったアルファベット傘下のドローンベンチャー)、SkyDrop(旧称Flirtey)、Zipline(アーカンソー州でウォルマートと提携)、DroneUp(同じくウォルマートと提携)などの企業も、ドローン配達サービスの試験を拡大している。