
ついにWindowsに新しい「高速スタートアップ」モードが登場
トッド・ビショップ著
マイクロソフトは長年にわたり、Windows PCの起動を高速化し、多くのコンシューマー向け電子機器の瞬時起動に可能な限り近づけることを目指してきました。昨夜詳細が発表されたWindows 8の新たなアプローチは、まさにその方向への大きな一歩となるようです。

このトリックは、現在の完全シャットダウンと休止状態モードを組み合わせたコンピューターのシャットダウン手法であり、これにより再起動のプロセスが変わります。
WindowsプログラムマネジメントディレクターのGabe AulによるBuilding Windows 8ブログのこちらの記事で、技術的な詳細をすべてご覧いただけます。彼は、Windows PCの現在のシャットダウンプロセスと、新しい高速スタートアッププロセスの比較について分かりやすく解説しています。
結論として、Microsoftは、起動時間が全般的に大幅に短縮されたと述べています。「この新しい高速スタートアップモードは、回転式HDDを搭載しているかソリッドステートドライブ(SSD)を搭載しているかにかかわらず、ほぼすべてのシステムでメリットをもたらしますが、高速SSDを搭載した新しいシステムでは、その効果はまさに驚異的です」とAul氏は記しています。
以下は Microsoft のテストから得られたグラフです。(クリックすると拡大表示されます。)
昨夜の投稿は、Windows 8 のプレビューシリーズの最新版です。Microsoft が以前に公開した機能には、よりスマートなファイルコピーや Windows Explorer リボンなどが含まれています。
マイクロソフトは来週、アナハイムで開催されるBuildカンファレンスでWindows 8を発表します。私も参加し、GeekWireでその週を通して現場からレポートします。同社はWindows 8のリリース日をまだ発表していませんが、一般的には来年中と予想されています。