
ゲーム大手Valveがシアトルへの移転を検討中と報道
ジョン・クック著
「ハーフライフ」やゲームプラットフォーム「スチーム」などの人気タイトルで知られるゲーム大手のバルブ・ソフトウェアは、長年ベルビューのダウンタウンにあるスカイラインタワーに構えていた11万平方フィートの本社を離れ、シアトルのより広い場所に移転することを検討していると、ピュージェット・サウンド・ビジネス・ジャーナル紙が報じた。
ビジネスジャーナルは不動産関係筋の話として、同社はベルビューとシアトルを含む20万平方フィート以上のスペースを検討していると報じている。

シアトルへの移転は、ベルビューにとってさらなる打撃となる可能性がある。同病院は先週、エクスペディアが本社を移転し、シアトルのエリオット湾沿いにある旧アムジェン・キャンパスに移転することを知った。この移転は2018年に実施される予定で、3,000人以上の雇用が失われることになる。
エクスペディアは移転の理由の一つとして、シアトルの住所を利用して優秀な人材を採用できることを挙げた。
シアトルのゲーム産業は、任天堂や Xbox などの企業の本拠地であるイーストサイドと、ポップキャップ、ビッグ フィッシュ、リアルネットワークスなどの企業の本拠地であるシアトルに分かれています。
Valveはヒットゲームに加え、HTCと共同開発するバーチャルリアリティヘッドセットや、今年後半に発売予定のゲームコンソール「Steam Machine」など、ハードウェア分野への積極的な進出を図っています。また、競争力の高いビデオゲーム大会への進出も進めています。
1996年にマイクロソフトの元マネージャー、ゲイブ・ニューウェル氏によって共同設立されたValveの価値は数十億ドルといわれている。