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アリババのCEOジャック・マー氏はアマゾンとの提携に前向きだと発言

アリババのCEOジャック・マー氏はアマゾンとの提携に前向きだと発言

ジョン・クック


アリババのCEO、ジャック・マー氏は、ブルームバーグの記者エミリー・チャン氏がアマゾン・ドット・コムとの合弁事業の可能性について質問したとき、当初は驚いた様子だった。

ニューヨーク証券取引所のフロアにいるジャック・マー
ニューヨーク証券取引所のフロアにいるジャック・マー

「ああ、本当ですか。あなたから聞きましたよ。そんな話は初めて聞きました」とマは言った。しかし、マはすぐに態度を変え、その可能性については前向きに検討すると付け加えた。

「中小企業の支援に関わることなら何でも、誰とでも、私たちはいつもワクワクするので、お話を伺いたいと思っています」と、1999年に中国の電子商取引大手を創業した元英語教師の馬氏は語った。同氏は現在、中国で最も裕福な人物である。

アリババはニューヨーク証券取引所で1670億ドルの時価総額で評価されており、これはAmazon.comの1530億ドルの時価総額を上回っている。

馬氏は、長年のパートナーであるヤフーの買収を検討するかどうかも問われた。ヤフーは2005年にアリババの株式40%を取得し、IPO直前には22.4%を保有していた。ヤフーの評価額は420億ドルで、現在約80億ドル相当のアリババ株を売却している。現在、ヤフーはアリババの株式を16%保有している。

「彼らが売却するかどうかは分かりません」とマー氏は笑いながら言った。「いいえ。重要なのは、買収する企業ではなく、企業を育てたいということです。私たちのエコシステムが中小企業の役に立つようにしたいのです。中小企業の成長に役立つことなら、何でも検討します。」

スタティスタのこのグラフが示すように、アリババのIPOも史上最大規模だ。

アリババイポ