Ipad

キャンディークラッシュ:第2四半期の売上が期待外れだったため、キングの株価は22%下落

キャンディークラッシュ:第2四半期の売上が期待外れだったため、キングの株価は22%下落

トリシア・デュリー

キャンディークラッシュ-iPad大人気モバイルゲーム「キャンディークラッシュサガ」の開発元であるキングデジタルエンターテインメントは、第2四半期の業績が期待外れだったことを受けて、本日の時間外取引で株価が下落した。

同社の株価は約22%、1株当たり3.98ドル下落し、1株当たり14.18ドルで取引されている(IPO価格の22.50ドルを大きく下回る)。

ロンドンを拠点とする同社は、第2四半期の調整後1株当たり利益が59セントでアナリスト予想と一致したと発表したが、売上高はウォール街の予想6億600万ドルを下回る5億9,360万ドルとなった。

これは同社が上場企業として発表する2回目の四半期決算であり、予想を下回ったのは2度目となる。IPO当時、批評家たちはキングの運命が1つの作品に過度に依存しているのではないかと懸念していたが、これは今でも妥当な懸念事項である可能性がある。

キング氏によると、2014年第1四半期から第2四半期にかけて売上高が1,300万ドル減少したのは、主に『キャンディークラッシュ』の売上減少によるもので、キャンディークラッシュは引き続き売上全体の59%を占めている。ただし、この2%の減少は、『ファームヒーローズ』と『バブルウィッチ2』の売上によって部分的に相殺されたという。第1四半期では、『キャンディークラッシュ』は売上全体の67%を占めていた。

同社は、これらの不振を反映するため、通期見通しを修正すると発表した。通期の受注総額は22億5,000万ドルから23億5,000万ドルになると予想している。

キングはまた、1億5000万ドルの特別配当を発表したほか、シンガポールに拠点を置くゲームメーカー、ノンストップ・ゲームズを1億ドルで買収することも発表した。買収額は、600万ドルの初期費用、1000万ドルの維持パッケージ、そして2015年に発売予定のゲームが収益を上げた場合にのみ支払われる8400万ドルの偶発的費用で構成される。偶発的費用は4年間にわたって現金で支払われる。

同社は、今回の買収によりカジュアルゲームという中核事業の枠を超えて事業を拡大できると述べた。