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報道:アマゾンはハリウッドの映画・テレビスタジオMGMの買収を検討している可能性

報道:アマゾンはハリウッドの映画・テレビスタジオMGMの買収を検討している可能性

カート・シュロッサー

(MGM.com画像)

月曜日のThe Informationの独占報道によると、ハリウッドでさらに大きな存在になりたいというAmazonの願望には、MGMの買収が含まれる可能性があるという。

同報道は、このテクノロジー大手と歴史ある映画・テレビスタジオとの間で進行中の協議に詳しい人物の話として伝えているが、いかなる合意の状況も不明であるとしている。

アマゾンは、アマゾン・スタジオを通じて制作・取得し、プライム・ビデオ・ストリーミングサービスを通じて配信するコンテンツによって、既に重要なエンターテインメント企業としての地位を確立している。メトロ・ゴールドウィン・メイヤーは、ジェームズ・ボンド・シリーズに加え、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」や「ファーゴ」といったテレビ番組、「シャーク・タンク」や「サバイバー」といったリアリティ番組を含む、大規模な映画ライブラリを保有すると、ザ・インフォメーションは報じている。

報告書では、潜在的な取引のコストは70億ドルから100億ドルになると見積もられている。

フォーブスは今年初め、アマゾンが「衰退した黄金時代のスタジオ」との取引を「調査中」だと報じた。

ザ・インフォメーションは、このテクノロジー大手による買収の可能性のニュースは、長年の幹部であるジェフ・ブラックバーン氏が同社に戻り、プライム・ビデオ、アマゾン・スタジオ、ミュージック、ポッドキャスト/ワンダリー、オーディブル、ゲーム、Twitchを含む新しい「グローバル・メディア&エンターテインメント」組織を率いると報じられてからわずか数日後に出たと指摘した。

ハリウッド・レポーター紙が以前報じたところによると、MGMとアマゾン・ウェブ・サービスは12月にクラウドコンピューティング契約を締結し、スタジオのコンテンツと配信業務をクラウドに移行し、同スタジオが「新しいビジネスモデル」と「新しい収益機会」を開発できるよう支援する予定だという。