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ベゾスのブルーオリジン、米下院公聴会での証言を拒否

ベゾスのブルーオリジン、米下院公聴会での証言を拒否

トッド・ビショップ

ブルーオリジンの宇宙船。

NASAの商業乗務員プログラムの参加者(国際宇宙ステーションに米国の宇宙飛行士を輸送する宇宙船を開発している民間企業)は本日、米国下院科学宇宙技術委員会の公聴会で証言した。

しかし、ある参加者の不在が目立った。アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が創設したブルーオリジン社だ。同社はこのプログラムで軌道上の有人宇宙船の開発に最大2,200万ドルの資金提供を受ける予定だ。

ブルーオリジン社は最近、事故により無人宇宙船の1機が試験飛行中に爆発し、ニュースになった。

本日、ポピュラーメカニクス誌が公聴会会場からツイートした内容によると、同社の出席しない決定について「政治家たちは満足していないようだ」とのことだ。

委員会の委員長であるテキサス州共和党議員ラルフ・ホール氏は、冒頭陳述でこの問題について簡潔に言及し、「委員会の皆様に申し上げたいのは、ブルーオリジン社という企業がこのプログラムの下で1490万ドルの連邦資金を受け取っているにもかかわらず、本日の証言を拒否したということです。また、私も同社への召喚状発行を拒否しました」と述べた。

ベゾス氏は9月、ブルーオリジンの試験宇宙船が西テキサス上空で「飛行不安定性」により破壊されたことを受けて、有人カプセルの開発を含むブルーオリジンの事業を引き続き推進すると誓った。

(ご協力いただいた Isaac Alexander 氏に感謝します。航空宇宙ニュースについては、彼の Jet City Star Twitter フィードをフォローしてください。)