
Googleが新型自動運転車を発表、ハンドルとペダルは付属せず
ブレア・ハンリー・フランク著
Google の共同創業者セルゲイ・ブリン氏は、今夜の Re/code のコード カンファレンスで、Google X が取り組んでいる秘密のプロジェクトのひとつを公開しました。それは…とても魅力的なものです。
このテクノロジー大手の先端研究部門は、ユーザーの物理的な操作を一切必要とせずに人をある場所から別の場所へ移動させることを目的とした自動運転車のプロトタイプの開発に取り組んでいます。この完全電気自動車には、ハンドルやペダルすらありません。ユーザーはボタンを押すだけで走り出します。
これがどのように機能するかを示したビデオです:
この車は時速25マイル(約40キロ)以下で走行するように設計されており、万が一歩行者が衝突した場合でも、車体の前部は歩行者に優しい設計となっている。この車は、Googleがトヨタやレクサスの自動運転車に搭載しているのと同じシステムを搭載しているが、完全に自動でナビゲートできるように特別に設計されている。
デザインの多くは新しいものだが、ブリン氏は同社がこの車を全くのゼロから作っているわけではないと語った。
「ちなみに、Google Xでは車輪の再発明をしているわけではありません」と彼は言った。「自動車部品サプライヤーから適切な車輪を調達しているのです。」
Googleが開発したような車は、人々の移動手段を劇的に変える可能性があります。ブリン氏は、バスに頼ったり車を所有したりすることなく、自動運転車を呼び出して次の目的地まで送ってもらえるような世界を思い描いていると述べました。
同社がウーバーと提携する計画があるかとの質問に対し、ブリン氏は、自動運転車が準備でき次第、グーグルは「間違いなく他の企業と提携する」と述べ、サンフランシスコを拠点とするウーバーもそのリストに含まれる可能性があるとした。
もちろん、人々が夜中に街に出て自動運転車を呼ぶことができるようになるまでには、まだしばらく時間がかかるだろう。ブリン氏は、約5年後には自動運転車が広く普及することを期待しており、同社はこのモデルが人間の運転手よりも安全になるまでテストを続け、その後、いくつかの都市で限定的なテストを行う予定だと述べた。