
英国の書店がNOOKにヒントを得てKindleに対抗する計画
英国の書店がNOOKにヒントを得てKindleに対抗する計画
トッド・ビショップ著
アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle」は、海外の大手書店との競争が激化するだろう。ヨーロッパ全土に約300店舗を展開するウォーターストーンズは、バーンズ・アンド・ノーブルの「Nook」に倣い、独自の電子書籍リーダーを開発する計画を発表した。
このニュースは今日、大きな話題となり、Amazonシアトル本社の関係者の注目を集めることは間違いないだろう。これは、Amazon Kindleが出版業界に与えた影響の大きさを示すものであり、従来の出版社は依然として追い上げを迫られている。
しかし、少なくとも短期的には、Kindleにとって大きな脅威となるとは考えにくい。ウォーターストーンズのマネージングディレクター、ジェームズ・ドーント氏はラジオインタビューで、この製品は計画段階にあるものの、発売は2012年春になると述べた。PaidContentは、このニュースは「ウォーターストーンズがこのような製品を成功させるだけの規模とデジタル力を持っているかどうかについて、様々な疑問を投げかけている」と指摘している。