
アナリストによると、アマゾンのスマートフォンは「次の論理的ステップ」
トッド・ビショップ著
Kindle Fireタブレットの発売を終えたAmazon.comは、来年独自のスマートフォンの発売を目指すかもしれない、とウォール街のアナリスト2人が本日広く注目を集めているレポートで予測している。
「過去3年間のKindle電子書籍リーダーの明らかな成功と、Kindle Fireが低価格タブレット市場で成功する可能性があることから、これはAmazonにとって次の論理的なステップだと我々は見ている」とロイターの報道によると、シティグループのアナリスト、マーク・マハニー氏とケビン・チャン氏は書いている。
もし実現すれば、Amazonブランドのスマートフォンは、まずAppleのiPhone、そしてGoogleのAndroidによって市場を席巻した市場に新たな風を吹き込むことになるだろう。Amazonの市場参入は、第3位の座を狙うMicrosoftのWindows Phoneにとっても事態を複雑化させる可能性がある。
Amazon はこれまで、自社の Android Appstore を通じて、また Kindle Fire を Android プラットフォームをベースにすることで、Android に力を入れてきた。
この可能性について推測しているのはシティグループのアナリストだけではありません。この話題は、シアトルのエンジェル投資家であるダン・ローゼン氏が昨夜開催されたWTIA予測ディナー(GeekWireのジョン・クック氏が司会)で取り上げました。
「彼らが次にプライムアカウントを活用するのは、携帯電話サービスだと思います」とローゼン氏は、アマゾンの年間79ドルのプライム会員サービスに言及して述べた。「なぜ彼らがそうしないのか想像もつきません。彼らはあっという間に携帯電話の最大の再販業者になれるでしょう。」
彼はさらにこう付け加えた。「そして、これはAndroidではない。AmazonのOSになるだろう。おそらくAndroidのコードをベースにしているだろう。彼らは複数の市場を掌握することを目指しているのだ。」