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ドロップボックス、シアトル拠点を倍増、150人収容可能に

ドロップボックス、シアトル拠点を倍増、150人収容可能に

トッド・ビショップ

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Dropbox のシアトル オフィス内部 (Dropbox 経由)。

シアトルのエンジニアリング オフィスを正式にオープンしてから 1 年余りが経ち、Dropbox は従業員数を 65 名にまで増やし、ダウンタウンの高層ビルの 2 階に拡張したため、オフィスの従業員数は合計 150 名にまで増える余裕ができました。

「Dropboxはこのオフィスに多額の投資を行っています。ここは、たまたまこの地にあるサンフランシスコ本社の延長線上にあると言えるでしょう」と、シアトルオフィスのスタッフエンジニアで、昨年GoogleからDropboxに入社したウィル・キーファー氏は語る。「タイムゾーンも同じですし、Dropboxで進行中の様々なプロジェクトを網羅的に網羅しています。Dropboxのニーズを満たすと同時に、シアトル地域のエンジニアにも機会を提供するために、成長を続けたいと考えていました。」

クラウド ストレージとコラボレーションの大手企業による拡張は、シアトル地域でテクノロジー ブームが継続していることを示す最新の兆候です。このブームを後押ししているのが、この地域にエンジニアリング センターを設立した地域外の有名テクノロジー ブランド (これまでに少なくとも 80 社) です。

Facebookは今年、シアトルのデクスター通りにあるビルに移転し、最終的には最大2,000人を収容できるスペースを確保しました。Googleはワシントン州カークランドのオフィスを拡張し、シアトルのサウスレイクユニオン地区(Amazonの近く)に新キャンパスを建設する計画です。このキャンパスは、フリーモント地区の現在のオフィスに代わるものです。Twitter、Salesforce、Snapchat、Apple、Groupon、Lyft、Oracle、Uberなどは、そのほんの一部に過ぎません。

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Dropboxはシアトルのコロンビアセンター64階でスタートし、最近63階に拡張されました。以前のテナントによる改装工事により、63階は階段で上階と繋がっています。この階段は以前は閉鎖されていました。この場所からは、レーニア山やワシントン州ベルビューのダウンタウンなど、あらゆる方向から周囲の景色を一望できます。

Dropbox Seattle のエンジニアリング責任者は、Audiogalaxy の共同設立者で、2012 年に同社に入社した Viraj Mody 氏です。

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ニューヨーク市にもエンジニアリングオフィスを構える同社は、求人サイトでシアトルでも複数の求人情報を掲載しています。「Dropboxシアトルは、Android、デスクトップ、決済、写真といった幅広い分野に携わる小規模ながらも急速に成長しているエンジニアリングオフィスです」と、ソフトウェアエンジニアの求人情報には記載されています。

Dropbox シアトル エンジニアリング オフィスがオープンした当時の様子を覗いてみたい方は、前回の投稿をご覧ください。