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アマゾンエアはさらに10機の大型ジェット機をリースし、拡大する配送ネットワークの容量を増やす

アマゾンエアはさらに10機の大型ジェット機をリースし、拡大する配送ネットワークの容量を増やす

テイラー・ソパー

(GeekWire 写真/ケビン・リソタ)

アマゾンは767-300型機10機を追加リースし、貨物機の保有数を増やして配送ネットワークの容量を増やす予定だ。

同社はエア・トランスポート・サービス・グループとの提携を拡大し、アマゾンに代わって30機の貨物機を運航することになった。今後2年間で10機が追加される予定だ。

2016年にサービスを開始したAmazon Airは、ネットワークに50機の航空機を保有する予定です。現在、20以上の空港に40機の航空機が離発着しています。

これらの飛行機は、世界中の185カ所以上のフルフィルメントセンターを行き来する1万台以上のトラックトレーラーも含む、アマゾンの拡大する配送ネットワークの一部である。

アマゾンは、UPSやFedExなどの配送パートナーを利用することに加え、無料の2日間配送とアマゾンの2時間以内のPrime Now配送サービスへのアクセスに年間119ドルを支払うプライム会員からの需要増加に伴い配送コストが急騰し続けているため、自社の物流インフラへの依存度を高めている。

アマゾンの配送コストは、2016年の162億ドル、2015年の115億ドルから、2017年には217億ドルに膨れ上がった。今年2月に公表された証券取引委員会(SEC)への年次報告書10-Kの中で、同社は配送コストが今後も上昇すると予想していると述べた。アマゾンは今年、プライム会員の年会費を99ドルから119ドルに変更した。

アマゾンは先月、何億点もの商品について全顧客にホリデーシーズンの配送を無料にすると発表した。これは、同社のライバル小売業による同様の取り組みに追いつくために計画された、潜在的にコストのかかる競争的取り組みだ。

アナリストたちは、Amazonの配送・配達事業がFedExやUPSといった企業から市場シェアを奪う可能性があると推測している。今週初め、FedExのCEOフレッド・スミス氏は、Amazonを競合相手とは考えていないと述べた。