
アマゾン、手のひら認識技術を全米ホールフーズ500店舗以上に拡大へ
アマゾン、手のひら認識技術を全米ホールフーズ500店舗以上に拡大へ

アマゾンの手のひら認識技術は2020年にリリースされました。(アマゾン写真)
トッド・ビショップ著

アマゾンは今年、米国のホールフーズ・マーケット500店舗以上に生体認証による手のひら認識技術を導入すると発表した。
- 「Amazon One」と呼ばれるこの技術により、登録ユーザーはスキャン装置に手をかざすことで本人確認を行い、商品の支払いを行うことができます。ユーザーは登録時に支払い方法を設定します。
- Amazon Oneは現在、ホールフーズ・マーケットの200店舗以上で利用可能です。この技術は2020年にシアトルのAmazon Go 1号店で初めて導入されました。
- 同社はAmazon Oneをサードパーティにも提供しています。この技術は、スタジアム、空港の小売店、レストランなど、米国内の合計400か所に設置されており、AmazonによるとAmazon Oneの利用件数は300万件を超えています。
- アマゾンは「法的に有効で拘束力のある命令に従う必要がない限り、政府の要請への対応を含め、いかなる状況においても手のひらデータを第三者と共有することはありません」と述べている。
- アマゾンは2017年にホールフーズ・マーケットを137億ドルで買収した。