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マイクロソフトがクラウド事業を拡大、英国に2つのAzureリージョンを開設

マイクロソフトがクラウド事業を拡大、英国に2つのAzureリージョンを開設

ダン・リッチマン

Azure リージョン (Microsoft 経由)
Azure リージョン (Microsoft 経由)

Microsoft は、地元の顧客がデータを地理的に近い場所に保管できるようにする目的で、英国に 2 つの Azure クラウド リージョンと 1 つの Office 365 リージョンを開設しました。

データをより近くに保つことで、顧客の安心感が向上し、待ち時間が短縮され、法律や規制への準拠を示すのが簡単になります。

これらは、Microsoft が英国で開設した最初の地域ですが、英国の顧客は、昨年拡張されたアイルランドの地域とオランダの地域を通じて Azure と Office 365 を使用することができました。

Azure UK Southリージョンはロンドンに、UK Westリージョンはウェールズのカーディフにあります。Microsoftの広報担当者は、企業方針を理由に、各Azureリージョン内にいくつのデータセンターが設置されているかを明らかにしませんでした。

Microsoft は 2015 年 11 月に 2 つの新しい Azure リージョンを発表しました。これにより、Microsoft が運営する Azure リージョンの総数は 28 となり、さらに 6 つのリージョンが予定されています。

Office 365 UKリージョンはロンドンにあり、ロンドンとダーラムにそれぞれ1つずつデータセンターがあります。マイクロソフトのポリシーでは、リージョン内にいくつのOffice 365データセンターが含まれているかを明らかにすることを禁じていないと広報担当者は述べています。

現在、英国を拠点とするAzureまたはOffice 365の顧客には、約25万人を雇用する国防省や、地域最大のメンタルヘルストラストであるサウスロンドン・アンド・モーズリーNHSファウンデーション・トラストなどが含まれます。マイクロソフトによると、Confused.com、グラスゴー市議会、マークス&スペンサー、ナチュラル・リソーシズ・ウェールズ、ピザハット・レストラン、ヴァージン・アトランティックなど、英国では「数千」もの企業が既にAzureまたはOffice 365を利用しています。広報担当者によると、これらの顧客は今年、英国各地で試験的にサービスを利用しているとのことです。

同社によれば、同社は英国に2万5000社以上のパートナーを抱えているという。