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シアトルのダウンタウンの建設ブームは記録的な50億ドルに達し、昨年より40%増加した。

シアトルのダウンタウンの建設ブームは記録的な50億ドルに達し、昨年より40%増加した。

カート・シュロッサー

シアトルクレーン
シアトルは全米のどの都市よりも多くの建設用クレーンが稼働している。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)

スカイラインに点在するクレーンが十分な証拠ではないとすれば、シアトル ダウンタウン協会の新しい報告によれば、シアトル市は現在ダウンタウンで記録的な 50 億ドル規模の建設活動の真っ最中だという。

2017年中期開発ガイドでは、Amazon、Google、Facebook、F5、Appleなどの成長を続ける企業が主導するテクノロジーブームによって市の中心部が変貌したことを示す驚異的な数字が示されています。

毎週1,000人以上がこの地域に移住しており、住宅建設業者は需要に応えるべく競争を繰り広げており、3万戸以上の住宅が建設中または開発中となっていると、このガイドは述べています。シアトルのダウンタウンで開発中のプロジェクトの3分の2は、主にアパートを中心とした住宅関連プロジェクトです。

シアトルのダウンタウン開発
(ダウンタウンシアトル協会グラフィック)
シアトルのダウンタウン開発
(ダウンタウンシアトル協会グラフィック)

同協会の報告によると、50億ドルという数字は2016年の建設活動から40%増加し、2011年の最低水準の3倍以上となる。今後3年間で供給されるオフィススペースの面積は、過去9年間に供給された面積と同程度となる見込みだ。

大企業が都心部に進出していることから、ホテル需要も高まり、開発も記録的なペースで進んでいます。2017年には合計919室のホテルが完成予定です。地域最大となる1,264室のハイアット・リージェンシーは、2018年にデニー・リグレード地区に完成予定です。

F5タワー
高くそびえる黒いコロンビアタワーの左側に位置するガラス張りのF5タワーは、シアトルのスカイラインに際立った存在感を放っています。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)