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マイクロソフト、社内再編の中、本日決算発表予定

マイクロソフト、社内再編の中、本日決算発表予定

トッド・ビショップ

エイミーフッド
エイミー・フッド

マイクロソフトは今日の午後、第 4 四半期および通期の財務実績を発表し、Windows 8 の普及状況とその他の事業の業績の最新情報を示す予定だ。

この報告は、マイクロソフトの新財務責任者エイミー・フッド氏にとって初の報告となります。同社が大規模な社内組織再編を発表してから1週間後のことです。財務報告体制は当面、既存の部門を反映するものと予想されますが、この組織再編は同社の決算発表の電話会議で主要な議題となる見込みです。

トムソン・ロイターの調査によると、マイクロソフトの今四半期の1株当たり利益は75セント(12%増)、売上高は207億ドル(15%増)と予想されている。この成長の大部分はWindowsの売上以外の要因によるものだ。マイクロソフトの事業を牽引し続けるPCの出荷台数は、今四半期で11%減少した。

背景には、バリューアクト・キャピタルが取締役会の席を求め、株主への現金還元を増やすよう働きかけようとしているとの懸念がある。同投資会社は今年初め、同社に20億ドル相当の株式を取得したと発表した。

野村総合研究所に所属するベテランアナリストのリック・シャーランド氏は今週、バリューアクト社が早ければ来月にも動き出すとの見通しを改めて表明した。

「バリューアクト社は、おそらく委任状勧誘を通じて取締役会への代表権獲得を目指すと予想しており、株主アクティビズムに関するさらなる情報が、おそらく8月には明らかになるだろう」とシャーランド氏は今週の顧客向けメモに記した。「株主価値向上の可能性が明確に示されれば、株価は上昇するはずだ。株主価値向上は、自社株買いの増加や、海外源泉所得を米国に還流できれば配当金の増額につながると期待している。」

マイクロソフトの業績の完全な概要については、今日の午後に再度ご確認ください。

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