
ロックバンド、ボストンが40周年記念ツアーの3Dアニメーション制作のためシアトルへ
カート・シュロッサー著

クラシック ロック バンドのボストンは、結成 40 周年記念ツアーの魅力的なビジュアルを制作する会社を必要としていたためシアトルに目を向けました。ストレートフェイス スタジオが制作した作品は、7 月 1 日にバンドがワム シアターで公演する際に展示されます。
ストレートフェイスは2000年に設立され、3Dアニメーション、モーショングラフィックス、視覚効果を専門としています。ボストンは1970年代から80年代にかけて「モア・ザン・ア・フィーリング」や「ピース・オブ・マインド」などの曲で名声を博し、世界中で7,500万枚のアルバムを売り上げています。
ファーストアルバム発売40周年を迎えたこのバンドは、コンサート中に奇抜なビデオプレゼンテーションを行うことで知られ、昨年、ストレートフェイスにプロジェクトの可能性について打診しました。スタジオは再び、ショーのオープニングとして、バンドの背後の巨大スクリーンにボストンを象徴する宇宙船を映し出すビデオアニメーションを制作しました。さらに長めのアニメーションでは、「Cool the Engines」に合わせ、観客を星々、惑星、小惑星を巡る銀河系の冒険へと誘います。
ストレートフェイスのアーティスト、マイク・ハンソンは、オープニングビデオのデザインはギターの宇宙船が描かれたボストンのファーストアルバムのカバーに基づいていると語った。ストレートフェイスのニュースリリースによると、このビジュアルの制作には約2ヶ月かかり、「ワームホール理論やボストンの建築物のスカイラインといったテーマについて何時間もリサーチ」したという。

アーティストチームは「Cool the Engines」ビデオ用に 1080p HD アニメーション 97,849 フレームを制作しました。小惑星帯には 31,901 個の小惑星があります。
「ボストンのデビューアルバムが初めてリリースされた時、何百回も聴いたのを覚えているよ」とストレートフェイスのオーナー、ドン・ランジは語る。「10代の頃の自分が彼らと一緒に仕事ができるなんて、本当に感激しただろうね。」
ストレートフェイスによると、同スタジオは最近、パシフィック・ノースウエスト・バレエ団の新作「くるみ割り人形」の序曲ビデオを制作し、冬のワンダーランドを3Dで飛び越えて「観客を驚かせた」ことでも絶賛されたという。
https://vimeo.com/154377903