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まず任天堂の「Vitality」が消え、今度は睡眠トラッカーの「Quality of Life」が消えていく

まず任天堂の「Vitality」が消え、今度は睡眠トラッカーの「Quality of Life」が消えていく

グレッグ・サンドバル

任天堂の睡眠トラッカーはユーザーの睡眠を測定することを提案している(写真:任天堂)
任天堂の睡眠トラッカーはユーザーの睡眠を測定することを提案している(写真:任天堂)

おそらく任天堂は、大衆の興味をそそる前に、製品をもう少し徹底的にテストしたほうが賢明だろう。

世界最大級のビデオゲームメーカーである任天堂は今週、Wiredの報道によると、同社が提案していた「Quality of Life」健康トラッキングデバイスの計画が棚上げになったことを認めた。2014年、任天堂は2016年3月にこのデバイスを発売する予定だと発表していた。当時、幹部らはウェアラブルではないこのデバイスの機能の一部について議論しており、その中にはユーザーの睡眠の量と質の測定も含まれていた。

気の利いた話だが、任天堂はそれを実現できなかったと幹部らは語った。

「本日の質問では触れられなかった『クオリティ・オブ・ライフ(デバイス)』については、睡眠と疲労をテーマにしたこのデバイスが実際に製品化できる段階に入る確信は持てません」と、任天堂社長の君島達己氏は今週初め、投資家たちに語ったとWiredは報じている。「2016年3月末までに発売する計画はもうありません。一方で、『クオリティ・オブ・ライフ』という一般的なカテゴリーにおいては、まだできることはあると考えており、この分野への進出の可能性については引き続き検討していきます。」

「クオリティ オブ ライフ」は、健康分野における任天堂の中止された取り組みの最新のものにすぎません。

Wii Vitality Sensor もテスト段階でゲームメーカーによって大々的に宣伝されたが、脈拍を感知するこのデバイスも結局生産には至らなかった。