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「サタデー・ナイト・ライブ」は「バブル」の寸劇にシアトルや他の都市を登場させる余地を作る必要がある

「サタデー・ナイト・ライブ」は「バブル」の寸劇にシアトルや他の都市を登場させる余地を作る必要がある

カート・シュロッサー

SNL ザ・バブル
「ザ・バブル」では、進歩的なアメリカの生活は続く。(『サタデー・ナイト・ライブ』YouTubeより)

最高のコメディでも、時にあまりにも身近すぎるものになってしまうことがある。だからこそ、ドナルド・トランプ次期大統領はアレック・ボールドウィンと「サタデー・ナイト・ライブ」への憤りをツイートせずにはいられないのだろう。しかし、今週末の「サタデー・ナイト・ライブ」で最高のコントはトランプの着想によるものかもしれないが、ボールドウィンは選挙の勝者として登場するわけではない。

「SNL」は「ザ・バブル」で、11月8日の選挙でトランプ氏がヒラリー・クリントン氏に勝利したことによるショックからまだ立ち直れない進歩的な有権者をターゲットにしている。

「考えられないようなことが起こらず、進歩的なアメリカ人がこれまでと同じように生活を続けられる場所があったらどうだろう?」と、バブルで囲まれ、トランプ大統領の新しいアメリカの他の地域から守られた都市の偽広告で、広報担当者の一人が問いかけている。

「バブルは同じ考えを持つ自由思想家たちによって計画されたコミュニティであり、それ以外の人は参加しません」ともう一人の広報担当者は言う。

1月にオープンするこの偽の都市は、オープンマインドな人々を「ザ・バブル」に招き、その空間に閉じこもるよう促し、最も青い都市の人々が普通の行動とみなすようになったいくつかのことを茶化している。

バブルにはハイブリッドカー、インターネット上の「優良サイト」のみへのアクセス、バーニー・サンダース上院議員をフィーチャーした通貨、そして190万ドルから始まる1ベッドルームのアパートメントがある。

この寸劇はニューヨーク市、特にブルックリンの住民を対象としているが、「バブル」はサンフランシスコ、シアトル、ポートランドといった都市にもある程度の影響を与え得ることは明らかだ。西海岸と太平洋岸北西部では、トランプ氏が勝利を確定させた夜以来、「他国を巻き込む」というブームが次々と巻き起こっている。

SNL ザ・バブル
バブルの中のバーニー・バックス。(YouTube経由の「サタデー・ナイト・ライブ」)