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テクノロジーアライアンスが新CEOを任命、技術業界団体が20周年を迎える

テクノロジーアライアンスが新CEOを任命、技術業界団体が20周年を迎える

ジョン・クック

キャロル・ラヴァ
キャロル・ラヴァ

キャロル・ラヴァ氏は、シアトルを拠点としテクノロジー業界を支援する業界団体、テクノロジー・アライアンスのCEOに任命された。

彼女は、1996年にビル・ゲイツ・シニアの支援を受けて組織が設立されて以来、CEOを務めてきたスザンナ・マラキー氏の後任となる。

「今日、ワシントン州はテクノロジーフレンドリーな州として知られています。企業にとっても、そしてますます学生にとってもです。これは主に、過去20年間にわたるテクノロジー・アライアンスの活動によるものです」と、ラヴァ氏はプレスリリースで述べています。「この組織の舵取りを担うことを光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。イノベーションを促進し、テクノロジー分野全体を支える教育、経済、研究環境の構築に引き続き尽力していくことを楽しみにしています。」

ラヴァ氏は以前、低所得層の10代の若者が高校を卒業し大学に進学できるよう支援するデジタルとゲームを基盤としたプラットフォーム「Get Schooled」の共同設立者です。また、シアトル公立学校の戦略計画・パートナーシップ担当エグゼクティブディレクター、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の教育担当副ディレクターも務めました。

これらのスキルは、長年にわたりワシントン州でのSTEM教育に関連した追加リソースの獲得に尽力してきたテクノロジー・アライアンスで、45歳のラバ氏にとって大いに役立つはずだ。

マラキー氏は昨年5月に引退を発表し、当時、バトンを他の人に渡す時が来たと述べていた。

「この地域のことを本当に大切に思っています。私は北西部で5世代目です。どこかへ移るつもりはありません」とマラキー氏はGeekWireに語った。「しかし、テクノロジー・アライアンスの次の20年間を担うのは、誰か別の人だと思っています。」

テクノロジーアライアンスのシェリル・ベドー会長はプレスリリースで、「キャロルは、先進的なテクノロジー州として成長し、成功を維持するという課題に立ち向かう中で、これまでの実績を基盤としてさらに発展させてくれるだろう」と述べた。