
Windows 10搭載のRaspberry Pi:Microsoftは人気のシングルボードコンピュータの新バージョンをサポートする予定
トッド・ビショップ著

人気のシングルボードコンピュータの次期バージョンである待望の Raspberry Pi 2 が今朝発売されました。このモデルでは Windows を実行するオプションが追加されます。
Microsoftは、Raspberry Pi 2向けにWindows 10を提供すると発表しました。この新OSは、IoTデバイス向けWindows Developer Programを通じて、メーカーコミュニティ向けに今年後半に無料で提供されます。新しいRaspberry PiはARMv7プロセッサを搭載し、様々なLinuxディストリビューションもサポートします。
「過去6ヶ月間、私たちはMicrosoftと緊密に協力し、近々リリースされるWindows 10をRaspberry Pi 2に搭載できるよう取り組んできました」と、Raspberry Piの創設者であるEben Upton氏はリリース発表の投稿で述べています。「Microsoftは今後数ヶ月でさらに多くの情報を公開する予定です。Raspberry Pi 2対応版のWindows 10は、メーカーの皆様に無料で提供されます。」
これは、小型デバイスや携帯電話からタブレット、Xbox、従来のコンピュータまで、あらゆるデバイスで Windows が動作するようにするという Microsoft の広範な取り組みの一環です。
「私たちは、メーカーコミュニティが、次世代のコンピューティングのまさに基盤となるスマートなコネクテッドデバイスのイノベーションの素晴らしい源であると考えています。このコミュニティに参加できることを嬉しく思います」と、Windows IoT グループのゼネラルマネージャー、ケビン・ダラス氏は、このニュースを発表する投稿で述べています。
Raspberry Pi 2の販売価格は35ドルで、既存のModel B+と同じ価格です。