
バイオテクノロジー大手シーゲン、シアトル近郊に27万平方フィートの製造施設を建設する計画を発表
シャーロット・シューベルト著

シーゲンはシアトル地域での製造能力を拡大しています。急成長を続けるこの世界的なバイオテクノロジー企業は、ワシントン州ボセルにある米国本社の北に、抗体医薬品を製造するための27万平方フィートの施設を建設する予定です。
新しい施設はゼロから建設され、商業用と臨床試験用の両方の製品を生産することになる。
同社は、様々ながんに対する4種類の抗体医薬品を販売しており、研究開発パイプラインには17以上の腫瘍学プログラムがあります。エバレットに拠点を置くこの施設は、ボセルにある既存の51,000平方フィートの製造拠点に建設されます。
「この新しいバイオ製造施設は、当社が事業を成長・拡大するもう一つの方法であると同時に、当社の事業優先事項を推進するために一流の人材を引き付ける態勢を整えるものです」と、シーゲンのCEO兼社長であるクレイ・シーガル氏は水曜日の新施設発表の声明で述べた。
同社は現在約2,800人の従業員を抱えており、新施設が完成すればさらに約200人を雇用する予定だとシーガル氏は水曜日のライフサイエンスイノベーションノースウェスト会議で述べた。
この新たな計画は、シージェン社が世界展開を進めながら、シアトル地域への根を深く築いてきたことを強調しています。現在、約1,600人の従業員が太平洋岸北西部に勤務し、残りはカリフォルニア州、カナダ、スイス、そして欧州連合(EU)の拠点で働いています。シージェン社は現在、米国と欧州の医薬品製造受託業者との提携も製品製造に取り入れています。
シーゲン社の新社屋は、シアトル郊外におけるバイオ医薬品製造の成長を基盤としています。ボセルには、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とライエル・イムノファーマ社の細胞療法製造施設があり、ライエル・イムノファーマ社は3月に工場の完成を発表しました。ジャスト・エボテック・バイオロジクス社は昨夏、レドモンドに13万平方フィート(約1万3000平方メートル)の抗体医薬品製造施設を開設しました。シーゲン社の新社屋は、シュクサン・ウェイ215番地に建設されます。