
スナップは今後5年間でアマゾンウェブサービスに10億ドルを投資することを約束
トッド・ビショップ著

スナップ社のカメラ付きメガネ「スペクタクルズ」が水曜日に初めてシアトルに上陸したが、シアトルのテクノロジー大手の一社はスナップチャットの親会社からさらに大きな契約をひっそりと獲得していた。
カリフォルニア州ベニスに本社を置くソーシャルメディアおよびカメラ企業であるスナップが今朝提出した修正IPO登録届出書によると、アマゾンウェブサービス(AWS)は、AWSのクラウドサービスを使用するため、スナップから5年間で10億ドルの契約を確保した。
Snapはパブリッククラウドサービスの主要ユーザーとして台頭しており、複数のクラウドプロバイダーを利用する企業の顕著な例となっています。Snapは、今後5年間でGoogle Cloudに少なくとも20億ドルを投資することでも別途合意しています。この契約もここ数週間で締結され、Snapが先週提出したIPO申請書の一部として開示されました。
以下は、Recode が発見した最新の Snap の提出書類から引用した AWS 取引の概要です。
2016年3月、当社はAmazon Web Services, Inc.(AWS)のクラウドサービスの利用に関するAWSエンタープライズ契約を締結しました。この契約は、2016年3月および2017年2月に修正されました。本契約は、いずれかの当事者が解約しない限り無期限に継続します。2017年2月の契約補足条項に基づき、当社は2017年1月から2021年12月の間にAWSサービスに10億ドル(2017年:5,000万ドル、2018年:1億2,500万ドル、2019年:2億ドル、2020年:2億7,500万ドル、2021年:3億5,000万ドル)を支出することを確約しました。いずれかの年度において最低購入コミットメントを達成できなかった場合、当社はその差額を支払う義務を負います。
AWSとの契約は、全くの驚きではない。当初の提出書類では、Snapは「事業運営を支える冗長性のあるインフラサポートのために、別のクラウドプロバイダーと契約交渉中」と述べていた。さらに、「将来的には、お客様により良いサービスを提供するために、独自のインフラ構築に投資する可能性がある」とも付け加えていた。