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ガンダム?エイリアン?アマゾンのMARSカンファレンスで巨大ロボットを操縦するジェフ・ベゾス

ガンダム?エイリアン?アマゾンのMARSカンファレンスで巨大ロボットを操縦するジェフ・ベゾス

アラン・ボイル

ロボットのベゾス
メソッド2ロボットのアームは大きく伸び、アマゾンの億万長者創業者ジェフ・ベゾスが操縦している。(ジェフ・ベゾス、Twitterより)

アマゾンの競合企業なら、恐れるべきだ。本当に恐れるべきだ。シアトルを拠点とするオンライン大手アマゾンの創業者、億万長者のジェフ・ベゾス氏は、巨大ロボットを操縦する自身の写真をツイートした。しかも、笑顔だ。

「なぜこんなにもシガニー・ウィーバーのような気分になるのだろう?」アマゾンが南カリフォルニアで極秘裏に開催した会議で行われたデモのビデオクリップで、ベゾス氏がそう語るのを聞くことができる。

このロボットは、映画『エイリアン』でウィーバー演じる主人公を脅かしたような恐ろしい異種族と戦うためのものではない。荷物を配達するために設計されたわけでもない。韓国ソウル近郊のハンコック・ミレ・テクノロジーの研究所で開発された、高さ14フィート(約4.3メートル)の「メソッド2」ロボットだ。

1.5トンの怪物を作り出すために、ハンコックミレのエンジニアは、トランスフォーマー、ロボコップ、ターミネーターなどのメカモンスター映画シリーズに携わってきたハリウッドのロボットデザイナー、ヴィタリー・ブルガロフと協力した。

方法2は、ベゾス氏がツイートした写真で実演しているように、ロボットの胴体部分のコックピット内に座るパイロットによって制御される。

クローズアップではジェフ・ベゾスの笑顔が見られる。(ジェフ・ベゾス、Twitterより)

この装置は、「アバター」や「エイリアン」などの映画に登場する外骨格や、日本の人気アニメテレビシリーズに登場する巨大なガンダムロボットと比較されている。

昨年12月、AFP通信は、韓国未来のヤン・ジンホ会長の発言を引用し、メソッド2は「人間が立ち入ることができない極めて危険な地域」での作業を担うロボットのプロトタイプとなるだろうと報じた。中には、このロボットが南北朝鮮間の非武装地帯に配備されるのではないかと、冗談半分で推測する者もいる。

ヤン氏は、このロボットは2017年末までに販売開始予定で、価格は推定830万ドル(100億韓国ウォン)になると述べた。当時、ブルガロフ氏は、実用化に向けた開発が既に進んでいると述べ、「現時点ではこれ以上のことは言えません」と付け加えた。

ベゾス氏はこの市場に参入しているのだろうか? 可能性は低いように思えるが、アマゾンのCEO(そして宇宙ベンチャー企業ブルーオリジンの創設者)は、ツイートのハッシュタグ「#MARS2017」で、ロボット宇宙船の背後にある意図を示唆した。

MARS 2017は、厳密には地球外イベントではありませんが、電力網から離れた場所で開催されます。機械学習、ホームオートメーションロボット工学、宇宙探査の分野のリーダーたちを集めた、招待制の年次集会の今年開催です。

昨年、アマゾンが主催した第1回MARSイベントは、カリフォルニア州パーカー・パームスプリングス・リゾートで開催され、アマゾンのKivaロボットが運ぶサービングトレイ、テクノロジーの天才たちによる数多くの講演、そして老化の影響をシミュレートするよう設計されたロボット外骨格スーツを着用したベゾス氏が登場した。

今年のカンファレンスについては、ベゾス氏のパフォーマンスを見た参加者たちの歓声以外、まだ何も聞こえてきません。しかし、もしMARSの目撃情報がまた見つかったら、ぜひお知らせしますのでご安心ください。