
マイクロソフトはSkypeの利用が50%増加したと報告
モリー・ブラウン著
マイクロソフトは今週、2007年のaQuantive買収に伴う巨額の減損により、史上初の四半期損失を計上した。しかし、少なくともマイクロソフトが提供している情報に基づくと、Skypeという買収は、レドモンドの巨大企業にとって、将来有望なエンジンとなりそうだ。
マイクロソフトの第4四半期決算報告によると、エンターテインメント&デバイス部門の売上高は第4四半期に20%増(2億9,200万ドル)、通期では8%増加した。同社は「主にSkypeの導入によるもの」と述べている。アナリストらによると、Skypeユーザーは第4四半期に1,150億分の通話(音声通話とビデオ通話)を行い、前年同期比で50%増加した。
Skype は、Facebook でのビデオ通話の実現など、提携を通じてその存在感を拡大してきました。
Skypeのユーザー数は、近いうちにさらに増加する可能性があります。TechCrunchが報じているように、同社は次期Microsoft OfficeにSkypeを組み込み、Outlookの「プレゼンス」機能を強化するほか、Office 365のホームユーザーには毎月60分のプレミアムSkypeクレジットを付与する予定です。
財務面では、マイクロソフトは、6月30日締め四半期のエンターテインメント&デバイス部門の売上高が2億9,200万ドル(20%)増加し、17億8,000万ドルに達したと発表した。これは主にSkypeの買収によるものだ。一方、同部門はSkype関連費用と人件費の増加により、四半期で2億6,300万ドルの損失に転落した。
Skypeの利用状況は分かっていますが、正確な利用者数は分かりません。Skypeは上場を計画していた当時、2010年末時点で1億4500万人のユーザー数と公表していましたが、マイクロソフトは同社を買収して以来、ユーザー統計を公表していません。
マイクロソフトは2011年5月にSkypeを買収すると発表し、10月に85億ドルで買収が完了した。
皆さんはどう思いますか?Skypeはマイクロソフト内で今後も成長を続けるでしょうか?