
ステープルズ、新たな電子商取引およびエンジニアリングセンターの建設地としてシアトルを選択
ステープルズ、新たな電子商取引およびエンジニアリングセンターの建設地としてシアトルを選択
ジョン・クック著
シアトルで事業を拡大しているのは、Google、Facebook、Grouponなどの大手IT企業だけではない。
実店舗型小売業のステープルズは木曜日、シアトルのダウンタウンに今後数ヶ月以内に新たな開発センターを設立する計画を発表した。同社によると、このセンターはシアトルのダウンタウンに最大50人の従業員を収容できるスペースを持つという。このセンターは同社にとって西海岸初のeコマースとエンジニアリングに特化したオフィスとなり、ビッグデータやパーソナライゼーションなどの取り組みに取り組む予定だ。
「ステープルズは、お客様のオンラインショッピングのあり方を変革します」と、ステープルズのグローバルEコマース担当エグゼクティブバイスプレジデント、ファイサル・マスード氏はプレスリリースで述べています。「シアトルはシリコンバレーに匹敵するイノベーションハブであり、世界最大級のテクノロジー企業が数多く拠点を置いています。ステープルズの新しい開発センターは、西海岸の幅広い才能あるエンジニアリングおよびEコマースの専門家を活用できるようになるでしょう。」
シアトルには、ノードストローム、REI、スターバックスといった最先端小売企業が数多く進出してきた歴史があります。これらの企業はいずれも、eコマースにも大きな影響を与えようとしています。ステープルズは、これらの企業に加え、巨大企業Amazon.comからも人材を引き抜こうとするでしょう。