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シアトルに新たな上場バイオテクノロジー企業が誕生した

シアトルに新たな上場バイオテクノロジー企業が誕生した

クレア・マクグレイン

aptevo-スクリーンショット 2016年8月2日 午前10時31分03秒シアトルに拠点を置くAptevo Therapeuticsは月曜日、Emergent BioSolutionsからのスピンオフを完了し、独立企業として株式市場に上場しました。同社は、5月のPhaseRXのIPOに続き、シアトル地域で今年2番目のバイオテクノロジー企業として上場を果たします。

アプテボはまた、ミッドキャップ・ファイナンシャルとの3,500万ドルの長期融資契約を発表し、腫瘍学および血液学製品の構築に使用できる追加資本を確保した。

「今回の資金調達に加え、エマージェント・バイオソリューションズからの総額6,500万ドルの現金拠出、そして当社の市販製品ポートフォリオから創出されるキャッシュフローにより、アプテボは堅実な資金基盤を築き、患者さんの生活を向上させ、株主価値を高めるために、腫瘍学および血液学分野の新規治療薬を市場に投入するという当社の戦略を推進できると考えています」と、CEOのマーヴィン・ホワイト氏はプレスリリースで述べています。ホワイト氏は以前、イーライリリー・アンド・カンパニーの子会社であるリリーUSAのCFOを務めていました。

アプテボの株価はスピンオフ以来着実に上昇し、火曜日の朝には3.23ドルに達しています。ナスダックでは「APVO」の銘柄で取引されています。

スピンアウトの一環として、メリーランド州に拠点を置く上場バイオテクノロジー企業であるエマージェントの株主は、保有するアプテボ株1株につき2株を受け取りました。配布された株式数は約2,000万株です。

アプテボは、抗体などの免疫系の薬剤を使用して、健康な細胞や組織を傷つけずに癌細胞を一掃する癌治療法である免疫療法に重点を置いています。

シアトルを拠点とし、免疫療法に取り組んでいるバイオテクノロジー企業の一つであるシアトル・ジェネティクスは、昨日、リンパ腫免疫療法の臨床試験が成功したと発表しました。