
インテレクチュアル・ベンチャーズは、グーグルが自社のビジネスモデルを模倣していると主張しているが、特許は取得されていないので心配する必要はない。
トッド・ビショップ著
先週発表されたグーグルの実験的な特許取得プログラムは、大手特許保有会社インテレクチュアル・ベンチャーズの注目を集めており、同社は今朝、このニュースについて、自社の物議を醸している事業との類似点を指摘してコメントした。
「ようこそGoogle。本気で」と題された投稿の中で、インテレクチュアル・ベンチャーズの創設者兼副会長ピーター・デトキン氏は、このプログラムのもとでGoogleは特許を取得後、他社にライセンス供与する権利を留保していると指摘している。
「このアプローチは実験的なものではなく、IVが長年追求してきたビジネスモデルと全く同じです」とデトキン氏は記している。「世界最大級の企業の一つがIVモデルを採用しているのは素晴らしいことです(Googleは心配する必要はありません。私たちはこのモデルに対する独占権を主張していません)。」
彼は最後にこう締めくくっています。「発明のための活力ある市場には、特許取得済みの発明を利用する意欲のある買い手、売り手、そしてライセンシーが必要です。Googleがこの市場に参入してくれたことを嬉しく思います。特許市場へようこそ。Googleが私たちの味方になってくれることを嬉しく思います。」
マウンテンビューからうめき声が聞こえますか?GoogleはIntellectual Venturesの特許ファンドの初期投資家でしたが、その後、ワシントン州ベルビューに拠点を置く同社と距離を置き、両社は特許をめぐって法廷で対立しています。
Googleは新プログラムのFAQで、特許保有者に対し、「非実践的事業体」(通称パテントトロール)との提携に代わる選択肢を提供したいと述べています。Intellectual Venturesは独自の技術を開発しているものの、特許紛争の火種となっており、しばしばパテントトロールNo.1と称されています。