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マイクロソフトのベテランがシアトルのHBO新エンジニアリングオフィスを率いる

マイクロソフトのベテランがシアトルのHBO新エンジニアリングオフィスを率いる

トッド・ビショップ

ドリュー・アンジェロフ

HBOは、長年マイクロソフトのマネージャーを務めたドリュー・アンジェロフ氏を、シアトルの新しいソフトウェア開発オフィスの責任者として採用し、デバイスとウェブ向けの同社のHBO Goビデオサービスの構築に注力する。

HBOの新オフィスの計画は、同じくマイクロソフト出身で、現在ニューヨークを拠点とするHBOのデジタル製品担当シニアバイスプレジデントを務めるオットー・バークス氏によって今朝発表された。アンジェロフ氏とシアトルの新オフィスはバークス氏に直属する。

GeekWire は先週、関連する求人広告とワシントン州企業の申請を見つけ、このオフィスについて初めて報道した。

HBOは来年第1四半期中に常設オフィスを開設し、約12名の人員でスタートし、その後増員していく予定だとバークス氏は述べた。タイム・ワーナー傘下のHBOは、エンジニアの大半をニューヨークに配置。

バークス氏とアンジェロフ氏は、マイクロソフトでXboxの開発初期に共に働き、後にアンジェロフ氏は当時マイクロソフトのチーフソフトウェアアーキテクトだったレイ・オジー氏のチームの一員としてバークス氏に直属していました。LinkedInのプロフィールによると、アンジェロフ氏は5月にマイクロソフトゲームスタジオを退社し、HBOオフィスをひっそりと立ち上げているとのこと。

なぜシリコンバレーではなくシアトルなのか? マイクロソフトで18年間勤務したバークス氏は、シアトルのエンジニアはHBOが目指す体験をより深く理解している傾向があると述べている。シアトル地域との個人的な繋がりも、オフィスをここに設置する決定に影響を与えた。

「その観点からすると、これは非常に自然な適合であり、率直に言って、北西部のソフトウェアの才能のプールは、私の意見では、どこにも劣らない」と彼は語った。

HBOは、シアトルにエンジニアリングセンターを設立した国内各地の大手メディア企業やテクノロジー企業の最新事例です。この地域のエンジニア育成に力を入れています。Facebook、Google、Salesforce.com、Hulu、Zyngaなども、既にシアトルに施設を構えています。