
Jama Softwareは、同じくポートランドを拠点とする製品開発ツールメーカーのNotionを買収した。
トム・クレイジット著

ポートランドの Jama Software は、Notion を買収して新しいビジネス インテリジェンス テクノロジーを獲得し、自社のシステム管理ソフトウェア製品にさらなる専門知識を加えることを目指しています。
ニューヨーク市内のスタートアップ企業を巻き込んだこの取引の条件は明らかにされていないが、買収による雇用という概念を全て備えているようだ。Notionの共同創業者兼CEOであるデイブ・シャンリー氏は、今後Jama SoftwareのCEOであるスコット・ロス氏に直属することになる。また、両社はNotionの5人チーム全員がJama Softwareの150人チームに加わることを明確に表明した。
Jamaは、ハードウェアとソフトウェアの両方の専門知識を必要とする複雑な消費者向け製品や産業用製品を開発する企業を支援するソフトウェアを開発しており、自動車メーカー、航空宇宙企業、医療機器メーカーなどを顧客に抱えています。同社は声明の中で、Notionのビジネスインテリジェンスダッシュボードを、自社の製品管理プラットフォームの一部として活用する予定だと述べています。
Notionは、GitHubやAtlassianのJIRAといった一般的なソフトウェア開発ツールと連携するダッシュボードシリーズを構築し、ソフトウェアマネージャーが製品開発指標や開発者の生産性指標に関する具体的なデータを把握できるようにしています。SaaSエンタープライズアプリケーションがカスタムアプリケーションやオンプレミスアプリケーションに取って代わるにつれ、数十ものプロバイダーから提供されるデータを扱う際のデータおよび指標レポート作成は、はるかに複雑になっています。
Jamaはこれまでに3,300万ドルを調達しており、最後の資金調達ラウンドは2015年に実施された。Madrona Venture Group、Trinity Ventures、Updata PartnersなどがJamaの投資家であり、同社は11月に会計年度前半の予約が73パーセント増加したと発表した。