
ウォルマートが「Workplace by Facebook」に参加、ソーシャルジャイアントのコラボレーションツールを強化
ナット・レヴィ著

Facebook は、コラボレーション ツール Workplace by Facebook で全米最大の雇用主である Walmart を獲得し、大きな成功を収めた。
通常、この種の料金はオフィスワーカー向けですが、ウォルマートは経営幹部だけでなく、5,000店舗以上の従業員にもこのツールを導入しています。
Facebookのブログ投稿によると、ウォルマートはこのツールを次のように使用する予定だ。
サムズクラブの従業員は、店内の商品ディスプレイの写真を投稿することでベストプラクティスを共有しています。ウォルマートのリーダーは、Liveなどの機能を活用して従業員と直接つながり、会社の業績から店舗訪問まで、重要なニュースや最新情報を共有しています。ウォルマートのチームは、Workplaceを活用してコラボレーション、プロジェクト管理、学習、そして人材育成を行っています。Workplaceの翻訳機能もウォルマートでのコミュニケーションを促進し、複数の地域にまたがる従業員間の連携強化に貢献しています。
Facebookは、約10ヶ月前にリリースされたコラボレーションツール「Workplace」を1万4000社が利用していると発表した。Facebookは、コラボレーション市場において、Microsoft、Amazon、Googleといった世界有数のテクノロジー企業に加え、Slackのような新興企業とも競合している。
マイクロソフトは、コラボレーションツール「Teams」に多額の投資を行ってきました。今週、マイクロソフトは、クラウド版Office 365をご利用のお客様向けに、通話、ビデオ会議、ミーティングの主要ツールとして、最終的にSkype for Businessに代わりTeamsを導入すると発表しました。また、今月初めには、Teamsの利用者数が3月のリリース時の5万組織から12万5000組織に増加したと発表しました。
Slackは先日、2億5000万ドルの資金調達ラウンドを完了し、企業価値は50億ドルに達しました。今月初め、Slackは現在、週900万人のアクティブユーザーを抱え、その55%が米国外からのユーザーであると発表しました。また、今年の夏には、有料チームが5万チーム、有料ユーザーが200万人を突破しました。
小売業界でアマゾンと争う中で、アマゾンは店舗だけでなく組織全体でテクノロジーを導入してきた。Jet.comやBonobosといった大型買収により、オンライン小売業にも力を入れている。
ウォルマートは、列に並んだりレジで支払ったりすることなく店内で商品を購入できる技術を導入している。これは、昨年アマゾンの本拠地シアトルでオープンしたレジ不要の食料品店「アマゾン・ゴー」の手動バージョンだが、まだ同社の従業員に限定された非公開のベータテスト段階にある。