
ベライゾンがボーダフォンの株式を1300億ドルで買収、合弁事業を終了
ベライゾンがボーダフォンの株式を1300億ドルで買収、合弁事業を終了
テイラー・ソパー著
ベライゾン・ワイヤレスは本日、ボーダフォンが保有する同社株45%を1300億ドルで買収し、10年以上ぶりにベライゾンが完全所有権を取得すると発表した。
英国のボーダフォンは1999年にベライゾンと提携し、ボーダフォンはベライゾンの株式を700億ドルで取得した。
「過去13年間、ベライゾン・ワイヤレスは当社の事業戦略の重要な推進力であり、ボーダフォンとの提携を通じて、ベライゾン・ワイヤレスは米国でトップクラスの無線通信プロバイダーになった」とベライゾンのCEO、ローウェル・マクアダム氏はプレスリリースで述べた。
マクアダム氏はまた、史上3番目に大きな企業間取引と言われているこの取引は、ベライゾンの「より効率的な運営」と「企業および消費者向け有線市場における機会の拡大」につながるだろうと述べた。
ボーダフォンは、新たに調達した資金を「プロジェクト・スプリング」と呼ばれる投資プログラムに充てる計画だと述べた。一方、米国最大の通信事業者であるベライゾンは、事業運営の柔軟性を高め、新たな加入プランを開発できるようになるはずだ。
4月にはTモバイルUSAの親会社であるドイツテレコムがメトロPCSと合併し、7月にはソフトバンクが216億ドルでスプリントを買収した。