
マイクロソフト、レイセオンのロボット工学部門のスピンアウト企業サルコスに3000万ドルを投資
マイクロソフト、レイセオンのロボット工学部門のスピンアウト企業サルコスに3000万ドルを投資

重量物の持ち上げに使用される、Sarcos 社のロボット外骨格。(Sarcos の写真)
テイラー・ソパー著

2015年にレイセオンからスピンアウトしたソルトレイクシティを拠点とするロボット工学スタートアップ企業Sarcosは本日、DIG Investmentとアレックス・ブラウンが主導する3,000万ドルのシリーズB投資ラウンドを発表した。以前の投資家であるマイクロソフトもこの新たなラウンドに参加した。
サルコスは、産業、公共安全、軍事分野で利用されている全身外骨格を含むロボットシステムを製造している。同社は昨年従業員数を倍増させたと発表しており、100人の従業員のうち10人がシアトルのオフィスに勤務している。経営陣の半数も同オフィスに勤務しており、その中にはクリアワイヤのCEO、イーグルリバー・インベストメンツの社長を務めたベン・ウォルフCEOも含まれる。
同社は、新たに調達した資金を引き続きチームを拡大し、生産を拡大し、新製品を世界中に提供するために使用するとしている。
サルコスは1983年に設立され、2007年にレイセオンに買収された。今回の新たな資金調達により、同社の総資金は6,000万ドル弱となった。