
ポートランドのPuppet Labsは来年上場を計画している
トリシア・デュリー著
Puppet Labs は早ければ来年にも株式を公開する予定で、オレゴン州ポートランドで 12 年ぶりに IPO を実施する企業となる可能性がある。
同社のCFOビル・コーフォード氏は本日ブルームバーグに対し、サーバー自動化ソフトウェア企業である同社は早ければ2016年春にも上場する可能性があり、その際には年間売上高が1億ドルに達する見込みだと語った。4月30日までの3ヶ月間の受注残高は7,500万ドルだった。
急成長を遂げる同社は3月にポートランドの新オフィスへの移転を発表した。新オフィスは7万5000平方フィート(約7,200平方メートル)の広さで、500人の従業員を収容できる予定だ。当時の従業員数は260人だった。
Puppet Labs は、システム管理者がデータセンターとコンピューティング ネットワークを効率的に管理できるようにすることを目的として、9 年前に CEO の Luke Kanies によってナッシュビルに設立されました。
Twitter、Salesforce、ディズニーといった大手企業を顧客とする同社は、Kleiner Perkins Caufield & Byers、True Ventures、Google Ventures、VMware、Cisco Systemsなどの投資家から総額8,600万ドルの資金を調達しています。Puppet Labsは、シアトルに拠点を置くChefと同じ分野で事業を展開しています。
元マイクロソフト社のコーフォード氏はブルームバーグに対し、同社の最大の課題は、基本バージョンは無料で提供しているため、顧客にプレミアムソフトウェアの代金を払ってもらうことだと語った。