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バズ・オルドリンとビル・ナイ・ザ・サイエンス・ガイが、ニューヨークの2035年ファッションショーで輝く物体に変身

バズ・オルドリンとビル・ナイ・ザ・サイエンス・ガイが、ニューヨークの2035年ファッションショーで輝く物体に変身

アラン・ボイル

ビル・ナイとバズ・オルドリン
科学者ビル・ナイが、アポロ11号の月面歩行者バズ・オルドリンとニューヨークのファッションショーで協力。(バズ・オルドリンのTwitterより)

ファッショナブルなオタクになるというのは通常、矛盾した言葉だが、アポロ11号の月面歩行者バズ・オルドリンとビル・ナイ(「サイエンス・ガイ」)は、ニューヨーク・メンズ・ファッション・ウィーク中にそれをやり遂げた。

87歳の元宇宙飛行士は、蝶ネクタイをつけた教育者でありテレビタレントとチームを組み、ニック・グラハムがデザインした宇宙を思わせる光沢のある服を披露した。

KING-TVの深夜番組「オールモスト・ライブ」でオタクっぽい実験者としてテレビ業界でキャリアをスタートさせたナイは、今週の「ライフ・オン・マーズ:2035年秋冬」と題されたランウェイショーでアナウンサーも務めた。

ナイ氏は土星のプリントが入ったシルバーとチャコールのスーツを着用し、一方オルドリン氏はトレードマークである「Get Your Ass to Mars」Tシャツの黒とシルバーバージョンの上に、光沢のあるメタリックのボンバージャケットを羽織っていた。

この番組は、先月の南極旅行中に呼吸器系の疾患を患ったオルドリンにとって、驚くべき復帰となった。番組でオルドリンは探査の重要性について語り、ドナルド・トランプ大統領が選挙運動中に宇宙開発への支出について述べた発言にも言及した。

「大統領には、道路の穴を補修する以上のものを探索が刺激になると伝えなければならないと思う」と彼は語った。

「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の出場者であり、「30 ROCK/サーティー・ロック」のテレビシリーズにカメオ出演したオルドリンは、番組終了後、ツイッターでファッショナブルな上機嫌のようだった。

ナイ氏も上機嫌だった。ヴォーグ誌の​​スタイルレポートで、約500本の蝶ネクタイを所有していると告白し、Netflixの番組「ビル・ナイ セーブズ・ザ・ワールド」ではニック・グラハムのスーツを着ると語った。

今後数年間はオルドリンにとって大きな年となり、2019年のアポロ11号月面着陸50周年で最高潮に達する。だから、グラハムが月面歩行者を流行らせ続ける計画だと聞いてうれしい。

「私はすでに、彼がアポロ計画50周年記念式典で着用する作品をいくつか作っています」とデザイナーはデイリー・メール紙に語った。