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「データプロセス自動化」スタートアップのSuper.AIが1200万ドルを調達、企業のAI活用を支援

「データプロセス自動化」スタートアップのSuper.AIが1200万ドルを調達、企業のAI活用を支援

テイラー・ソパー

Super.AI CEO ブラッド・コルドバ氏。(Super.AI Photo)

新たな資金調達:  MIT、AWS、Google、Microsoft、SAPのベテランが率いる「データプロセス自動化」スタートアップのSuper.AIは、人工知能を使用して企業のタスク自動化を支援する技術の成長を促進するために1,200万ドルを調達しました。

技術: データプロセスオートメーションは、UiPathなどの企業が活用するロボティックプロセスオートメーション(RPA)に似ていますが、ソフトウェアではなくAIを活用して非構造化データのラベル付けと分析を行います。画像、動画、テキスト、音声など、データ集約型のプロセスに関わる人間の作業を自動化することが目的です。

ユースケース:大企業は、eコマースウェブサイト上の製品の品質管理の自動化、ビデオストリームの処理の自動化、個人を特定できる情報の自動削除に活用しています。同社の顧客数は2桁台後半です。収益指標の開示は拒否されました。

投資家: HV Capital、NFX、Mosaic Ventures、PSL Ventures。これまでの資金調達総額は2,160万ドル。 

その他の背景:従業員36名の同社は、以前はCanoticとして知られており、現在はベルリンに拠点を置いています。以前はシアトルにも拠点を置いていましたが、現在はシアトルに従業員はいません。ただし、Super.AIのCEOであるブラッド・コルドバ氏は、シアトルで従業員を採用する予定だと述べています。コルドバ氏は、MITで博士課程に在籍中に、AIモビリティスタートアップのTrueMotionを共同設立しました。共同設立者のヘンリー・セティアワン氏は、以前はMicrosoft Researchで主任ソフトウェア設計エンジニアを務めていましたが、現在は同社を退社しています。