
アマゾンのクラウドソーシング「Kindle Scout」プログラムが出版用デジタル書籍の最初の10冊を選出
アマゾンのクラウドソーシング「Kindle Scout」プログラムが出版用デジタル書籍の最初の10冊を選出
トッド・ビショップ著
アマゾンは今朝、「Kindle Scout」プログラムを通じて出版される最初の10冊のデジタル書籍を発表した。このプログラムでは、作家志望者から審査のために提出された原稿のコレクションから、顧客がお気に入りの未出版タイトルを指名できる。
このプログラムは、Amazon Studiosがテレビ番組のパイロット版について視聴者の意見を募り、最終的に正式制作に決定するプロセスに似ています。同社の大規模な顧客基盤を市場調査に活用するこのアプローチは、テレビ番組制作側で大きな成果を上げており、Amazonは今回、書籍の選定をクラウドソーシングすることで同様の成功を期待しています。
Kindle Scoutの電子書籍として出版されるタイトルには、現代小説、歴史小説、ロマンス、ミステリー、スリラー、SFなどが含まれます。3月3日に公開されるリストはこちらです。
- リゲル・カーソン著『G1』 – SF
- エイミー・ジャレッキ著『ハイランド騎士の欲望』 – ロマンス
- ステイシー・コクラン著『エディ&サニー』ミステリー/ロマンス
- スティーヴ・ギャノン著『 LAスナイパー』 – スリラー
- ピットブルズ vs. エイリアンニール・ウーテン著– SF
- サライア・ウィルソン著『ロイヤル・デート』 – ロマンス
- アラン・オルロフ著『 Running from the Past』 – スリラー
- ウィリアム・バーンハート著『ゲーム・マスター』 – スリラー
- アラン・レヴェローネ著『オメガ・コネクション』 – スリラー
- ジョセフ・ソウザ著『 Unpaved Surfaces』ミステリー
選ばれた著者は、5年間の更新可能な出版契約を結び、1,500ドルの前払い金と50パーセントの印税率を受け取り、5年間の契約期間中に著者が少なくとも25,000ドルを稼げなかった場合には本の権利を取り戻す権利が与えられる。
選ばれた本のいずれかを推薦した Amazon の顧客には、出版後にその本を無料でプレゼントします。